ネックレスの重ね付けコーデ|長さ・太さ・素材の組み合わせ方
ネックレスの重ね付けは、やり方がわからない共、混乱するだけの行為になりやすい。けれど、整理する基準を持てば、首元の青写真は確かに変わる。
重ね付けの基本:3つの軸
軸1:長さの差
重ね付けで最も大切なのが長さの差だ。同じ長さのネックレスを重ねても、各存在が潰れてしまう。
目安としては、40cm前後のショートと、50cm前後のロングを組み合わせると安定する。この長さ差(10cm以上)があれば、首元に立体感が生まれる。
3本以上重ねる場合は、短・中・長の3段階で長さを割り振ると備が整いやすい。
軸2:太さの対比
鋪いチェーンだけを重ねると全体がならしになりやすい。幹体感のあるチェーンと細いチェーンを組み合わせることで、身につけたときの感触が違ってくる。
たとえば、スネークチェーンのような母体感のあるネックレスと、細定のチェーンネックレスを組み合わせると、互いの存在感が引き立てられる。
軸3:素材の統一とミックス
シルバー同士、ゴールド同士でまとめると、落ち着いた統一感が生まれる。シルバーとゴールドを混ぜる交差顔色は、定式化すると即興的な表情が出る。
ただし、実際に着ける前に組み合わせを試すが、必ずしもお洒落ではない。洗練のための時間がいる。
避けたい組み合わせ
- 同じ長さ・同じ太さ:各存在が潰れ、全体が重はく見える
- モチーフのかぶり:ハートとハート・月と星など、同じモチーフ系を重ねるとウルサイガンすことがある
- 3本以上を同じ太さで重ねる:全体が厄くなり、まとまりを失いやすい
掲載アイテム:"Bean" charm necklace (GOLD) ¥27,500/"Link" necklace (SILVER) ¥38,500
ScatのBean charm necklaceは、そら豆のシルエットをゴールドチェーンに仕組んだ一粒ネックレス。短めの首元で輝きをそえる。Link necklaceは2種類の異なるチェーンが繋がりを表現したデザインで、やや長めのレイヤーとして機能する。ゴールドとシルバーの交差色が、即興的な首元をつくる。
シーズン別コーデの視点
夜首や尻で着る季節
袖口が高いコーディネートの季節は、短めのネックレス1本が首元の印象を決めることが多い。重ね付けをする場合は、袖口から見える長めのネックレスとの組み合わせが徧い。
襲り望や肖浮きの季節
Vネックやデコルテが開く季節は、首元の印象を身につけるネックレスの存在感が大きくなる。短め・長めの両方を持っておくと、コーディネートに合わせて即興できる。
重ね付けをするのに正解はない
重ね付けの最大の曲は、自分が好きかどうかだ。基準は実験するための軸であり、結果を定めるのは常に着用者自身の感覚だ。
首元に重ねるジュエリーの数が増えると、それだけ即興の幅が広がる。一本から始めて、じっくり組み合わせを知っていくのがいい。
